【あの人は今!】初めての卒業生が誕生してから2年が経ちました
ナルコノン・プログラムを終えた後、卒業生たちはどうしているの?…気になりますよね。だって、そこが大事なんですもの。薬物依存克服のためのプログラムは、終えた後が本番です。今日はその質問に、実際の卒業生に答えてもらいましょう。
ナルコノン・プログラムを終えた後、卒業生たちはどうしているの?…気になりますよね。だって、そこが大事なんですもの。薬物依存克服のためのプログラムは、終えた後が本番です。今日はその質問に、実際の卒業生に答えてもらいましょう。
ナルコノンジャパン卒業生第1号であり、卒業後から現在に至るまでスタッフを務めているK君が、自ら卒業後の生活について、インタビューに応えてくれました。
ナルコノンを卒業して2年経ちました。
―卒業してどれくらい経ちましたか?
ナルコノンを卒業してちょうど2年が経ちました。ナルコノン・スタッフとして忙しく働いていますから、2年は長いようで短かったですね!以前の僕は毎日、朝起きて・飲んで・寝て。昼起きて・飲んで・寝て。夜起きて・飲んで・寝て…という生活をしていたので、本当に何もしていないプー太郎でした。
―今ナルコノンに在籍中の生徒たちは、K君のそんな過去は想像つかないって言ってますよ!
今は、何かを作り上げられることが増えましたし、やれることが増えました。お酒を飲んでいたせいで興味を失っていたカメラも、また復活してやり始めました。
料理も好きでしたけど、よく中途半端に終わらせてました。お酒をやめてからは、最後まで終わらせることができるようになりましたし、味覚も正常に戻ったと感じています。能力回復しまくりですね!
家族との関係 ビフォーアフター
自分がアルコール依存だった頃、家族は生存確認者という感じでした。俺が毎日飲んで死んでるように寝ているから、生きているかどうか確認していたそうです。しかも、その時酔っ払っていたら俺はブチ切れる。それでイライラしてまた飲むという悪循環でした。今は家族といろんなコミュニケーションを取れるようになって、ケンカもありません。
意見の違いはありますけど、言い合いや一方的なコミュニケーションではなく、建設的な意見の交換ができるようになりました。自分自身、辛抱強くなったと思います。
以前は、イラついたり悲しくなった時に、「ダルッ!」「お酒飲んで忘れちゃおう」という思考になっていました。今その考えはなくなって「なぜ怒ってるんだろう」「なぜそうなったんだろう」と、自然に相手に興味を持って考えるようになりました。
卒業生だと信じてもらえない?
―生徒たちや、ナルコノンの見学者の方は、K君が卒業生だということを信じてもらえないことがあるよね(笑)。
良い手本になっていかないと!と、特に最近すごく思うんですよね。ナルコノンに来る生徒たちは、みんなとても大変な状態を抱えてナルコノンにやってきます。それぞれ、薬物にメリットがあると考えた過去があるけど、今は薬物をやめるためにここに来ている。そしてこんなに能力を回復するなんて…ああっ泣きそうになる!
昔は俺も、自分のことでいっぱいいっぱいで周りを見る余裕がありませんでした。でも今は生徒たちから、いろんな視点があることを学んでいます。きっと、実は俺もいろんな能力を持っていたんだと思います。けど使わないできた。今はスタッフになったことで、その能力を使う機会がたくさんあるから、俺は本当にラッキーです。
K君から皆さんにメッセージ
―最後に、この記事を読んでいる皆さんと、現在プログラムを頑張っている生徒たちに、メッセージをお願いします。
ずっと思っていることは、薬物によって大変な思いをしている人を助けたいということです。道端で寝ている酔っ払いの人を見るたび、「ナルコノンに来てほしいな」って思います。もちろん辿り着いたばかりの時は、わけがわからないかもしれません。でもやっていくうちにいろんなことを知っていける。
ナルコノンに来たらどうなるか?俺は、自分がやってきた結果と、今までに卒業した人たちが変わっていく姿を知っています。だから、困っている人がいるなら、一緒にがんばりたい。あなたも変われるので、ぜひナルコノンに来てください。