本当の自分が戻ってくる~ナルコノンジャパン卒業生のストーリー~

美希

ナルコノンに行く前の私

ナルコノンに来る前、私の周りの友だちは薬物を使っている人ばかりでした。軽い気持ちで薬物を使い始めた私はすぐにハマってしまい、いつの間にか、睡眠薬や抗不安薬、お酒も大量に飲むようになっていました。

違法なことをやっている自分。家族に申し訳ないと思いつつも、やめられない。罪悪感のかたまりのようになり、だんだん病み始めて、負のサイクルになっていきました。最終的に、死んで償うしかないと思っていました。

その様子を見た母は、なんとかしようとインターネットで調べてくれました。ナルコノンを見つけた母は、私に見学に行ってみない?と言ったのです。

見学をした後、私は家に帰ってむしゃくしゃして大麻を吸い…いろんな思いがこみ上げてきて、史上最悪の状態に陥りました。しかしそこで私が思ったのは「私は本当にどうしようもない人間だ!それなら最後、親孝行してから死のう!」…私がナルコノンに行けば、母は喜ぶと思いました。それが、私がナルコノンに来ることを決断したきっかけになりました。

変わり始めた時

プログラムを進んでいくうちに、自分が変わり始めたのを感じました。私は嫌われるのを恐れ、言いたいことを言えず、それを後悔して生きてきました。しかし、今は自分の言いたいことをはっきり言えるようになり、人の目を見て話せるようになりました。私の存在感は大きくなり、生きているという自覚をすごく持てるようになりました。

私、生きてるなって。生きてていいんだと思えるようになりました。

薬物の存在は私の中からすべて消え去りました。薬物をやってた時の幸せな感じは「ズル」でした。一時の幸せをお金で買い、楽して幸せになろうとしていたのです。それは本当の幸せじゃない。私を大切に想ってくれる家族、スタッフ、生徒のみんな、友だち…みんなを私も大切にして、自分も幸せになろうと思いました。

生まれたての私!

私は最初、薬物依存は治らないと思っていました。でも、自分が良くなりたいという気持ちがあれば、変わることはできます。自分が良くなっている実感を明らかに得る感覚がありあます。

人生が変わります。…いや、というか、本来の自分が戻ってくる。

ナルコノンのおかげで、私は「生まれたての私」になりました!薬物で困っている人がいるなら、リハビリを受けるか迷っているなら。ぜひナルコノンに来てください。皆さん、ありがとうございました。